サイトへ戻る

郵政労働者の話を聞く会を開く

· お知らせ&報告,郵政
broken image
10月6日、今年2回目となる郵政労働者の話を聞く会(ユニオンカフェ)を行いました。
 
今回は、ゆうメイト(期間雇用社員)の労働実態、生活実態を聞きました。集配の多くが非正規雇用で、幅広い年齢層で様々な人生体験をもった労働者が多い。実家で暮らさないと生活できない現実、結婚や介護などの家族や健康など生活環境が変われば職場を辞めざるを得ない現実がある。スキル評価による「時給百円の差」の影響は大きく、スキルダウンで一気に生活が困窮し、退職せざるをえない。
 
こういう現実の中で1~2年働けばもはやベテランとなり、現場の中心になる。郵便物の総量は減少傾向にあるが書留や再配達の量が増えている。業務はひっ迫し、毎日のように超勤が押しつけられる。
 
一方、管理者やJP労組幹部は現場を知ろうともせず、回す気もない。かんぽ問題やNHK報道もあり、日本郵政の管理者の権威は地に落ちているのが現実だ。朝ビラの場面でも、一昔前のようにゴミ箱を足下に置いてビラを捨てさせるような管理者の威圧的な態度は一変した。年末のお歳暮や年賀の繁忙期に入る。郵政職場を組織していこう。