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柏市が会計年度任用職員を雇いどめ

全国で初めてか? 経緯のすべてが卑劣

 柏市役所は南部クリーンセンターで働く3人の会計年度任用職員を9月30日で雇い止め(解雇)しようとしている。今年4月に全国で会計年度任用職員制度がスタートしてわずか半年で雇い止めというのだ。絶対に許せない。
 8月27日、当該組合員と共に1回目の団体交渉を行った。対応した柏市環境部は雇い止めの理由について「10月から当該職場の一部が民間委託になり、定員削減に伴う人員整理が発生する。会計年度任用職員21人全員を相対評価によって順位をつけて決定した」「正規職員ではない21人のうち3人が雇い止めになることは早い段階で説明しているので制度設計上問題はない」などと繰り返した。

冗談ではない!

 柏市の政策の民間委託のために最初から3人を雇い止めすることを前提に会計年度人職員の全員を1年ではなく6か月雇用にして3人の誰かが雇い止めになる状態をつくりだしていたのだ。それを「早くから周知していたから問題ない」などということをどうして許せようか。
 4月から全国の自治体で始まった会計年度任用職員制度は、多数の自治体で5年などの更新上限が設けられ一層の雇用の流動化を招くものとして反対の声は大きい。
 他方、非正規公務員の「職の確立」「身分保障」が打ち出されており、短期間の任用や雇い止めを繰り返すことは許されない。
 身分保障についてどう配慮したのか、どう考えるのかと質問すると「いつかは来る任期切れについて早めに周知すること」「委託業者の求人の情報提供をした」などと繰り返すのみ。
 雇い止めの早めの周知や情報提供のどこが身分保障なのか?
 同時に当該労働者の勤務評価は業務を続ける上で問題は存在しておらず、無理やり順位をつけて「成績下位」のメンバーを抽出していたことも明らかになった。露骨に椅子取りゲームをさせるやり方に疑問さえ感じていない様子。
 コロナと猛暑の過酷な現場で頑張っている労働者を簡単にクビにしていいのか。
 当該労働者は、採用されてから教育訓練がおざなりであったが、一生懸命に仕事を覚えて誠実に業務に従事してきたことを堂々と訴えた。。この訴えには当局側も反論できない。
 清掃収集業務は危険な上に新型コロナの影響で家庭ごみの増大と猛暑による熱中症と隣り合わせでみながんばっている。だがしかし柏市は非正規公務員の身分保障について微塵の配慮も対策もとっていない。こんなやり方の解雇は絶対に認めてはならない。ちば合同労組は9月末の雇止め撤回・再任用を求め手を尽くして総力で闘う。

(ちば合同労組ニュース 第122号 2020年09月1日発行より)

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